平日昼間の発見―「振り込め詐欺」は身近かも―
ニートになってはや2か月、
平日の昼間を家で過ごす機会が以前より格段に増えました。
平日昼間に家にいる時間が続くというのは
小学校の夏休み以来でしょうか、とても新鮮です。
勉強したり、読書したり、映画を見たり、
と時間はあっという間に過ぎるのですが、
平日昼間に家にいることで発見したことがあります。
それは、
「家の電話の着信が結構ある」
ということです。
これは、知人からのものではありません。
今日も午前中に1度あり、週に3~4回はあります。
だいたい午前中にかかってきます。
発信者番号を見てみると、いつも同じ相手ということではないようです。
ためしにネットで番号の検索をかけてみると
口コミで「出たらすぐ切れた」「無言」
と書いてあるものばかりです。
普段、家の電話では登録者以外の着信はとらないようにしています。
なのでその着信をじっと見守っていますが、
留守番電話モードになるとすぐに切れてしまいます。
留守録に残るということもありません。
いままで外出していて時は
留守録に用件が入っていない=電話はかかってきていない
ということだとなんとなく思っていましたが
その浅はかな思い込みは違ったようです。
そしてもう一つの発見、
それは五時の音楽や迷子のお知らせなどで使用される地域放送で、
「振り込め詐欺が発生しました、気を付けてください」
という内容のものが、私の知る限りこの2か月で2度ありました。
それほど大規模な市区町村ではないはずなのですが、
こんなにも身近に、そして頻繁に発生しているのだと驚きました。
そして、人間の良い面でも悪い面でもある
「物事を結び付けたがる」という習性で
この二つの発見を結び付けてどうしても考えてしまうわけです。
「もしかしたら、私の家にかかってきた電話のなかに、
振り込め詐欺の電話があったかもしれない」と。
たしかに、平日昼間、暇な高齢者は
発信者番号など気にせずに電話をとってしまうかもしれません。
本当に、危ないです。
普段、平日昼間に外出している人は、
帰ってきても「留守録」に何も入っていないからといって
「振り込め詐欺」を住んでいる地域と縁遠い存在だと思っていてはいけないみたいです。
すぐ近くに、虎視眈々と
狙っているものがいるかもしれません。
それではまた。