なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

ゲラゲラポーをかじってかじってかふかふか~♪―子どもを虜にする音楽―

街中で、テレビで、「ゲラゲラポー♪」を耳にする機会が増えてきました。

 


キング・クリームソーダ / ゲラゲラポーのうた - YouTube

 

子どもを中心に大人気の『妖怪ウォッチ』のオープニングテーマです。

 

一度聴いたら忘れられないフレーズ、メロディ。

 

昨日ミュージックステーションに出演していたのですが、

女性の方、歌お上手ですよね。

基本ゲラゲラ~と明るくてあどけなさもある声なのですが

曲の途中の演歌のような曲調が挟み込まれている部分(0:50~)では

情感たっぷりに歌い上げていました。

 

家族でミュージックステーションを見ていたのですが

母が一言

「最近は、ただ歌がうまいだけじゃ売れないんだろうねー」

とポツリ。

おそらく昔も売れることは大変だっただろうと思いますが

CDの売り上げ不況と、私たちの音楽の消費のスピードの加速化が

昔よりもアーティストのみなさんには重石となっているかもしれません。

 

それにしても耳に残るフレーズですよね。

私は最初にこの曲を聴いたときに、あの曲を思い出しました。

 

NHKみんなのうた おしりかじり虫(DVD付)

NHKみんなのうた おしりかじり虫(DVD付)

 

 

「おしりかじりむし~おしりかじりむし~」です。

似ていますよね。繰り返しの感じといい、曲調といい。

子どもに人気というところも共通しています。

 

歌詞の繰り返しというのは一般的にもみられますが、

こういった旋律はなかなかないですよね。

 

不協和音のような、地球外の音楽のような旋律。

おそらく、この「想定外さ」「不可思議さ」が頭に残る原因でしょう。

 

少し前(もう結構前かな)「想定外さ」「不可思議さ」をもった曲ということで

話題になったCMがありました。

 


ロッテ カフカ "ふかふかかふかのうた" - YouTube

 

「ふかふかふかふか~♪」

これは赤ちゃんが泣き止むように計算してつくられたということで話題になりました。

いろいろなパーカッションを使用し、歌い方や曲調を次々に変えて

「なんだろう?」と興味を示してくれることがポイントのようです。

赤ちゃんはぐずり泣きをしていても、泣くことを忘れてしまうとか。

 

ということなんですが、

これらの特徴って、

「おしりかじり虫~♪」でも「ゲラゲラポー♪」も同じですよね。

おしりかじり虫なんか、サビごとに転調してます。

 

ということは、赤ちゃんも少し大きくなった子供も

興味を引くポイントは変わらないというころでしょうか。

 

いやいや、20歳を過ぎた私でさえ頭に残ってしまう。

ということは、立派に成長した大人だって興味を思わず引いてしまう音楽

なのでしょうね、この特徴を持った歌は。

 

ということで、この考えが正しいか確かめるために

今度友達がさみしく泣いていたら

「ゲラゲラポー♪ゲラゲラポー♪おしりかじりむし~♪

ふかかかふかふか~♪」

とトリプルコンボでなだめてみたいと思います。

 

。。。

殴られるかな。

 

ではまた。