なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

アナ雪、ふたたび。―俯瞰することの重要性―

今日の夕方、サイクリングをしていたら

住宅(一軒家)からものすごい煙が出ていました。

 

近づいてみると

子どもの叫び声が!!

 

これはまずいぞと思って、

野次馬として近づいていくと、

 

なんと玄関前で花火をやっているだけでした。

よかった。

 

でも

玄関前でやることないのに。。

紛らわしいし、ご近所のトラブルにならないか心配です。

洗濯物干していたらイチコロですもんね。

 

 

今日読んでいて納得したのがこちら。

 

本を読み返すことで得られる3つのこと - 読書で本から学ぶブログ

 

 

僕は読んだものの内容をすぐに忘れてしまうので、

主に小説で、読み返すのは結構やります。

 

また、最近は時間ができたこともあって、

中でも文学の「名作」を読み返しています。

今は、三島由紀夫金閣寺』を再読中です。

 

再読するときは、

物語の流れ、結末を知っているので

物語を俯瞰して初めから読むことになります。

俯瞰、は初読ではなかなか得られない視点です。

だから、新たな発見があるのかなと思います。

 

というか、

何度読み返しても新たな発見がある、というものが

名作といわれるものなのかもしれません。

時代を超えても、何度読んでも、

「名作」といわれるものは、心にずっしりとやってきます。

 

 

今日はお昼に「アナと雪の女王」を見ました。

両親がTSUTAYAから借りてきたのです。

 

 

 

 

僕は映画館で一度みたので、

今日は2度目のアナ雪でした。セカンドアナ雪。

再読ならぬ、再見です。

 

ちなみに映画館で見たのは

3D吹替え版で、

今日見たのは

2D吹替え版。

 

 

 

やっぱり歌がいいです。

開始30分ほど、

レリゴーのイントロが流れると家族そろって拍手をし、

エルサが足で地面にスタンプして城を築くところでは、

一斉に僕たちも足を床にドンっとやりました。

 

ただ、中盤以降歌がなくなってくると、

今日は暑いこともあって、集中力が切れてきてしまった。

うとうとしてしまいました。

でも、「最後にメイジェイが聴ける、サイゴニメイジェイサイゴニメイジェイ・・」

と言い聞かせながら、寝落ちすることなく見終えました。

「さむくないわー↑」で上がるところのメイジェイ最高。

 

 

再見した感想ですが、

映画館と家では、やっぱり違うなということ。

それこそ、再発見したところが結構ありました。

 

映画館で見たときは、

迫力がものすごかったのですが

視界いっぱいにスクリーンがあるので

どうしても人物の動きを追うのに精いっぱいで、

焦点も主に画面中央に集中してしまいます。

 

反対に、

今日家でみたときは

迫力は格段に落ちるものの

(家のテレビがそれほど大きくないこともあって)

画面全体をはっきりと視界にとらえることができたため、

四隅までしっかりと見ることができました。

 

また画面を見下ろす形で鑑賞できるので

時間が経過しても眼の疲労が少ないのがいいです。

 

小説の再読と同様に、

家での映画の再見は、まさしく「俯瞰」して鑑賞している感じです。

 

アナエルサ等の主要キャラ以外の

モブキャラの表情・動きもとても豊かでなめらかでしたし、

部屋の模様とか、建物のつくりとか、装飾品の繊細さも

感じ取ることができました。

 

本当に細部まで丁寧に作られている作品なのだなと

改めて実感できた「再見」となりました。

 

 

小説や映画に限らず、ドラマも、絵も、音楽も、

再会すると、新たな発見がありそうです。

 

これって、人との再会と同じです。

初対面のイメージは、会う回数を重ねるごとに

良くも、悪くも、

変容していきます。

付き合うことになった相手の初対面の印象は

実は最悪だった、なんて話はよくあることです。

何回も会うことで、全体像もつかめ、いい部分も悪い部分も見えてくる。

 

 

ならば、小説や映画も、

一度見聞きしただけで、

「好き(/嫌い)」と判断してしまうのは危険、ということかもしれません。

 

本当に自分の好きな(嫌いな)作品なのか、

単に初対面マジックにかかっていただけなのか、

確かめる意味でも

再読(見)は意義のあることだと考えます。

 

ではまた。