なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

椅子の魔力

昨日家に帰ってきたら、僕の机の椅子が変わっていました。

何の前触れもなく。

 

親に聞いたら、

「椅子がギーコーギーコー鳴ってるし、もともと子どもサイズの椅子だったから変えどきかなと思っていて、買い物行ったら、お手頃でいい椅子があったから買っちゃった。」

とのこと。

 

確かに、今まで座っていた椅子は、

小学生くらいから座っていたので、

背もたれに力を加えるとものすごい音を立てます。

でも、僕はモノを長く使う(というか長持ちする)し、

椅子なんて尻さえ支えてくれれば大丈夫って感じでしたので

変えようとは思っていませんでした。

 

 

なので

いきなり変わっていたこともびっくりしましたし、

実際に座る人の試し座りなしに買ってきて変える親にも

すこしびっくりしました。

 

 

ただ、

びっくりはしたものの、嫌な気分になることはありませんでした。

 

なにしろ、

新しい椅子の座り心地がとてもよかったからです

 

 

ほどよい弾力性で僕の桃を包み込み、

すらりとのびた背もたれは

僕の背にのしかかった重荷をすべて受け止めてくれます。

 

僕はこの机で本を読むことが多いので

親もそれを見越して、「読書に最適な椅子」

を基準にして選んだそうです。

 

さすがです。さすが僕の親です。わかってる。

最強に本が読みやすい姿勢をこの椅子は作り上げてくれる。

 

 

そして、これだけではありません。

その椅子は、お医者さんが座っているような椅子なので、

座ったとたんに、僕を医院長にさせてくれるのです。

 

ただその椅子に座っただけなのに、

ものすごい優越感というか、大人になったな僕も、と感じられるのです。

 

 

たかが椅子ごときで医院長になってしまう僕は

とても幼稚で単純な人間なのですが、

そこまでズレた感覚ではないでしょう。

 

椅子って、結構モチベーションに影響するものなのかなと思っているからです。

 

よく、ドラマで

誰もいない社長室に平社員が入って

社長の椅子に座ってクルクル回って鼻歌を歌っていたところに

社長が部屋に戻ってきて慌てて立ち上がる

っていう場面ありますよね。

 

社長の椅子。

部長の椅子。

平社員の椅子。

アルバイトの椅子。

 

役職に「の椅子」を付けただけですが

ずいぶん椅子のイメージが違います。

 

腰かけるだけに見えますが、

椅子とは

座り手の地位や権力、つまりパワーを具体化したもの。

 

まあ、所有物ってほとんどそうですが、

椅子は、居座る場所ですから、

よりその人の「地位」のイメージが結びついていると思います。

 

 

だから、

平社員は社長の気分になれたし、

僕は医院長の気分になれた。

 

 

椅子は、強力な自己肯定アイテムなのかもしれません。

 

あなたの椅子は、

あなたに自信を持たせてくれるものですか?

それとも、あなたの自信を奪うものですか?

 

成り上がりたい皆様

自分に自信を持ちたい皆様

ぜひ、今座っている椅子から変えてみてはいかがでしょう。。

 

 

ではまた。