23歳の僕は、立派な長寿番組。 ―からくりTV、終了。―
こんばんは。
(画像:http://www.mbs.jp/pgm/tbs_karakuritv/)
今日でからくりTVが終了した。
モヤさまがゴールデンに進出してくるまで、日曜夜の家のテレビはからくりだったので、さみしい。
替え歌の酒井さん、ご長寿クイズの名人たちは、芸人よりはるかに面白い。
何度見ても面白いところがこの人たちのすごいところで、今日の総集編でも涙を流して大笑いした。
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それにしても番組開始から22年。長寿番組でした。
一方僕は23歳。
23歳というとまだ若者の部類に入るけれど、テレビ番組の感覚だと立派な長寿です。
平均寿命と比較して「若い」と思い込んでいるけれど、実際23年って長いし、重い。
僕の今までの人生は、長寿番組らしい面白みのある人生だろうか。
いやいや、とんでもない。
打ち切り寸前を何度も乗り越えてギリギリ放送中というとこだろうか。
そろそろ新コーナーを入れてテコ入れしないと、マズい状況。
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ドラマのように放送回数が決まっていないバラエティ番組は、人生に似ているかもしれない。もちろん、常に輝いていなければ強制終了という点では人生より過酷だけれど。
終わりがいつくるかわからない。。
終わりから全体像を組み立てることができない。
「終わりが見えない」ということは、不安でもあり、おもしろさでもある。
僕というテレビ番組がすでに終了していても不思議はない。
いまこうしてギリギリで放送できているだけでも、奇跡なのかもしれない。
人間社会を見渡せば、80年を超える「超超長寿番組」がゴロゴロ存在するから感覚がマヒしているけれど、もう少し年月を広い視野で考えてもいいと思った。
「23年続く長寿番組」らしく生きないと。
ではまた。