同窓会で「クラスメイト」になれない僕。―E-Girls 『Highschool ♡ love』―
こんばんは
今日はバイトが休みだった。ということで4連休である。
といってもバイトを始める前は7連休を連続していたから、たいした喜びもない。
むしろ今はその反動で外に出てバイトをしている時間が一番楽しいから、連休がテンションの上がるものでもなくなった。
人間、休みすぎるとどこまでも堕落していく。少なくとも、僕はそう。
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今日は「MUSIC STATION」を見ながら夕食。
お目当てはサザンとYUKIだったのだが、見入ってしまったのはE-girlsだった。
E-girls / Highschool love - YouTube
AKBよりも人数が多いのではないかと思うくらいで、マイクを持っていないダンス専門の人はコンマ何秒くらいしかカメラに映っていないと思う。
それでも、同世代(といってもほとんど僕より若いのだろう)がはじけるような笑顔でバリバリ踊っている。ヒールを履いているのにグルングルン回っている。すごい。揃っているし。
僕はファンではないのでこんなこと語る資格はないのだけれど、見ていてすごく元気をもらえる。
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ただ、歌詞をみて「?」が頭の上に浮かんだ。
同窓会がテーマの歌なのだけれど、とっても楽しそう。
ネットで歌詞を確認してみると、
昔の恋バナとか一晩中語り明かすらしいし、なにしろ当時のクラスメイトも全員覚えているらしい。
I remember 全員のクラスメンバーズ
I remember 完璧にだってば
女の子って同窓会をこんなウキウキした気持ちで迎えるのか、と思った。
僕も同窓会のときはドキドキする。
しかしそれはウキウキのドキドキではなく、ヒヤヒヤのドキドキだ。
クラスメイト(歌詞で言う「クラスメンバー」?)なんか全員覚えてないし、忘れた人はおそらく在学中にロクに話したことがないと思う。
探り探り会場に向かっても、気の合った友達何人かと話すだけで、8割以上の人とは会話をすることなく、何もつかめないまま会場をあとにするだけ。
学生時代に友達が少なかった人は、同窓会に行ったからって友達が増えているわけではないのだ。
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だから、歌詞のように女の子たちがクラスメイトの名前全部覚えているなんてすごいな、なんて結論づけようとしたのだけれど
僕は大きな勘違いをしていますね。
多分クラスの中心にいて文化祭でバリバリ歌って踊ってた女の子たちは仲良かった子、話したことある子しか「クラスメイト」って認めていないだろうし、
「クラスメイト」って認められていないクラスメイトは多分同窓会、来ないよね。
来たとしても、多分この子たちの視界には、入ってないよね。
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だからこんな同窓会、とってもうらやましい。
僕も一度でいいから「クラスメイト」になってみたかった。
ではまた。