レストランでうるさいオバサマ軍団に、げんなりし(てしまっ)た未熟な僕。
こんばんは
今日は昼に家族で外食をしました。
あまり騒がしくないお店でしたし、
お店の料理もおいしくて、サービスもよくて大満足だったのですが
一点、気になった、というか残念だったところが。
それは、お店がどうこう改善のしようもないこと。
「他のお客の話し声」です。
*
僕たちの真後ろは30~40代の女性グループが座っていました。
パッと見た感じ、気品のある方々でしたが、
とにかく、しゃべるしゃべる。
落ち着いたこじんまりした店でしたので、けっこう店全体に筒抜け。
また、その話声もハッピーな内容ならまだよいのですが
「○○さん、実は~らしいわよ」
「うっそ~ん意外~」
「ていうか最近△△さん、あれじゃない?」
「そうそう、私も思ってたのよー。」
人のうわさ話ばっかり。
しかも、名前もコードネームみたいなあだ名を使っていて
一番ひどいのだと、「なすびちゃん」って呼ばれて噂されていました。
「あはは、なすびちゃんねー。がんばってるよねー。」
「(一同爆笑)」
「なすびちゃん」というネーミングセンスに、聞いた途端吹き出しかけましたが
冷静に考えてみると、
こわいです。
寒気がしました。
コミュニティというものにおいて、いじめいじめられというのが起きるのはほぼ宿命といってもいいですが、
オバサマコミュニティというものは、こんなにも荒んだ世界なのかと
愕然としました。
なんだか気が重くなるような食事でした。
あまりにもオバサマインパクトが強くて、
美味しかったデザートのガトーショコラの味をいま思い出そうと目を閉じて口をパクパクしてみるのですが、
すでに霞んでいます。
あー、もったいない。
*
帰り道、オバサマ達のことについて僕が家族に聞いてみたのですが、
気が重くなったのは家族で僕だけだったようです。
まず母は、一連の会話を面白く聞いていたそう。
母はパワフルサバサバオバサマなので
「オバサマで集まるときに人の噂話なんてしたことがない」とキッパリ。
噂話しそうなオバサマコミュニティには近づいたことがないみたいです。
というか、「そういう人たちは多分私みたいな人が嫌いだから寄ってこない」のだそう。
だから、「こんなオバサマ集団もあるのかと、すごく興味深かった。それだけ。」とのこと。
*
一方、父。
「うるさいのはわかってたけど、他人の話なんか興味ないから一切そんなこと気にもしなかった」
「というか、お前はそんなつまらないオバサン達の声に神経がいってしまうのか。俺はそんな声自然と脳がシャットアウト出来できてるみたいだ。」
とのこと。
そして「今日の店は当たりだったな、また行こう」と満足げな表情を浮かべていました。
やっぱ父さんすげえや。
*
僕が気にしすぎだったみたいです。
というか、この場に限らず周りを気にしすぎなのかもしれません。
気の落ちこみを家族に共有してほしくてオバサマの話を切り出したはずなのに、
気付いたら我が身を反省していました。ふう。
というわけで今日は
あるオバサマコミュニティの荒んだ部分を垣間見たとともに
この両親の間に生まれてこれてよかったとつくづく思った一日となりました。
20歳なんかとっくに過ぎたけど
親に見習うところまだまだたくさんあるなあ。
ではまた。