僕の"行動"を変えてくれた『花子とアン』―「かよ」に魅せられて―
こんばんは
昨日で『花子とアン』が終わってしまいました。
朝ドラは大学生になってからはだいたい見ているのですが、
ここまでヒロインのたくさんいる朝ドラはなかなかなかったように思います。
そう感じるほど、それぞれのキャラクターが際立っていたし、
女優さんがキャラクターをうまく演じていました。
白鳥かをるこもとっても好きで最終回は椅子から飛び上って喜びましたが
僕は、かよが好きで毎朝楽しみに見ていました。
姉とは違い過酷な運命をたどってきて、
度重なる不運が襲っても、どこか凛としている。
どんどんどんどん、強くなっていく。
そしてふとした瞬間に見せるものすごく冷たい表情も含めて、
僕はすっかりかよファンだった。
なんでかよにいいことがないんだろう。
かよはいつ幸せになれるのだろう。
なんだか放ったらかしにされていないか?
中園さん、おねがいしやすよ。
そう思いながら、見ていた。
というか、テレビに文句言いながら、見ていた。
だいたい母と一緒にみているので
母はいつもこう答えていた。
「そんなにいいことなんて、簡単におきないのよ」
*
かよはいろんな意味で、リアルだったんだと思う。
そのリアルさに魅かれて、
簡単に報われていないからこそ、
僕はかよを応援しつづけたのだろう。
*
結局、
かよは自分なりの幸せをみつけて、手にした。
恋人も、店も失ったけれど、幸せをみつけた。
みつけた、というより、もぎとったという言い方のほうがかよらしいかもしれない。
かよは強かった。どこまでも強かった。
挫折に負けない強さ、だけでなく
幸せを追い求め続ける強さを彼女は持っていた。
強くなる、ってこういうことなんだなと
かよに教えてもらった。
僕も、幸せを追い求め続けられる強さを持ちたい。
強くなりたい。
*
さて、4月になって、ニートになって、そのタイミングで始まったこのドラマ。
僕の人生を少なからず変えたと思う。
もともと言葉に興味はあって、大学でも言葉について学んだのだけれど
英語にはあまり手を付けていなかった。
けれど、ドラマをみていくうちに
言葉って、やっぱりいいな。英語ができるって、楽しいな。
そう思った。おとうの「グッドモーニング(・・)ノ」を見て、そう思った。
『花子とアン』を見ていて、英語に興味がわいた。
時間があったから、英語の勉強を始めた。
ものすごく、楽しかった。
言葉と接することが、言葉を学ぶことが、毎日の活力になっていた。
いまの僕の興味を形づくっているのは、英語を学び始めたことから派生したことが多い。
バイトを始めたことだって、英語から派生したものかもしれない。
感動をくれるドラマはうじゃうじゃあるけれど、
行動を変えるドラマはなかなかない。
人生で数えるほどだと思う。
『花子とアン』は、僕の行動を変えてくれたドラマだった。
*
もしも、『花子とアン』に出会っていなければ
今日の昼に、マークを塗りつぶすこともなかっただろう。
今日は2回目のTOEICを受験してきた。
前回のようなマークミスはなさそう。
ダメなときは何をやってもダメなのか - なまもの、けものブログ
だけど感触はいまいち。結果を待とうと思う。
それではまた
ごきげんよう
さようなら