台風な僕は、悩むことをやめた。
こんばんは
うるさい客がたくさん乗ってるデパートのエレベーター内
みたいな天気図。もうちょい静かにしてほしい。
今日は、大荒れのち快晴
急激に明るくなっていく空を家から見上げながら
自分がちっぽけな、というか人間がちっぽけな存在なのだな
と思い知らされました。
地球にまるで遊ばれているように、
嘲笑われているように。
自分が抱えている悩みなど、
ほんとうにどうでもよくなってくる。
「悩む」という行為ができることは
余裕を持って生きている証拠なのだと思う。
よく言えば、「人間らしい」行為。
悩みに悩んで
暴風と一緒に我が身も飛ばされていってしまえたら
なんて願う人も今日はいたのだろうけど
その妄想は、非常にぜいたくなものだ。
僕には、そんなぜいたく、できない。
台風のようにあたり構わずとりあえず突進していかないと
生きていけない。
リスクとか、恥とか、ムダとか、
もう最近は考えるのをやめた。
このまま突進していって
修羅場をいくつも乗り越えて
いつか温帯低気圧に変われたら。
そのときは
「悩む」行為を、堂々とグルグルグルグルしたい。
慎重に、ゆったりと海の上を進んでいきたい。
いつか、そんな日がくるのだろうか。
*
温帯低気圧になるために、
僕はとりあえず台風みたいにいきていくしかない。
ではまた。