名づけは、大事。―ヴォンフォン襲来―
こんばんは
2週続けての台風。
外にある若くて細い木が折れてしまわないかと
とても不安な夜が続きます。
今回の台風は
VONGFONG(ヴォンフォン)というんですね。
スズメバチを意味するのだそう。
なんだかかっこいい。
気象庁のHPまでいってみてみるとこんなことが。
台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。(気象庁|台風の番号と名前)
2000年からなのか。初めて知りました。
台風が発生してから、
「うーん、なんだか強そうだから、ヴォンフォンにしようぜい!!」
っていうわけではなくて
あらかじめ決められた140個の名前のリストがあって、発生順に名づけが行われるのだそう。
毎回命名会議が行われているものだと勝手に思っていたから
ちょっとがっかり。
台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。 (気象庁|台風の番号と名前)
というわけで今回は、2002年、2008年に続く
3度目のヴォンフォンでした。
サードヴォンフォン。
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140個の名前のリストを見てみると
日本名も入っています。ピックアップしてみると
5 Tembin(てんびん)
19 Yagi(やぎ)
33 Usagi(うさぎ)
47 Kajiki(かじき)
61 Kammuri(かんむり)
75 Kujira(くじら)
89 Koppu(コップ)
103 Kompas(コンパス)
117 Tokage(とかげ)
131 Hato(はと)
んんんんん!全部弱そう!
どれも星座の名前からとっているみたいですが
どうせなら
Orochi(オロチ) とか
Akko(アッコ)とか採用してほしかった。。
海外メディアでは「Vongfong」で報じられているのですが
T.S. #Vongfong at 70 mph sustained winds. Expected to turn NE across #Japan w/ heaviest rain southwest. @cnn pic.twitter.com/xw505qCE9x
— CNN Weather Center (@CNNweather) 2014, 10月 12
これが「Hato」「Usagi」だったら、
なんだか大したことないような気がしてしまう。
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同じようにアメリカでも
ハリケーンに名前をつけている。
以前は女性の名前だけしかなく、
それも、学者の妻やガールフレンドの名前をつけていたそうだ。
宇宙で新しい星を発見したときに
自分の愛する人の名前付けるのはすごくいい愛の形だと思うけれど
ハリケーンはどうなのかなあ。
自分の奥さんの名前をつけたものが
大きな被害をもたらして、人の命まで奪うわけでしょ、、。
僕には、唯一の例外を除けば、ちょっと理解できない。
例外、それは
奥さんやガールフレンドが
とんでもなくおそろしい女性だった場合だ。
それなら、理解できる。
命名した学者が、命からがら家庭生活を送ってきていたのなら、
べストな名づけなのだろう。
ではまた。