多くの視線を浴びることの快感。
こんばんは
サッカー見ていたんですけど
ブラジル強いですね。
会場はシンガポール。
芝生の状態があまりよくないのかなと見受けられましたが
5万人ほどのスタンドが満員になっていました。
5万人が集まると、圧巻ですね。
途中ウェーブをしている様子が映し出されたのですが
美しさを感じました。
その夥しい視線を受けてプレーできる代表選手は
なにものにも代え難いものがあるのでしょう。
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僕はいつ、たくさんの視線をうけたかなーと振り返ってみると、、
・・・ない。
まあ、当たり前です。
自発的に人前に出ることなど考えられないシャイボーイなのですから。
せいぜい
学生時代に、
部活の大会で表彰状を受けるために壇上に上がったくらい。
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そのときのことを思い返してみると
大会の場所で賞状もらうときはまだいいのですが
休みが明けた月曜に、学校内の全校朝礼などの際に授与式とか設けられて
興味もない全校生徒の前で壇上に上がるのは、とても嫌だった記憶があります。
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ただ、一旦壇上に上がってしまうと、気分は変わっていた。
シャイ野郎の僕なはずなのに、
ステージに上がって、
全校生徒の視線を集め、
ぼくも無数の生徒たちの頭をぼんやりと眺め返したとき、
緊張は、高揚感に変わっていた。
「こういうのも悪くないな」と思った。
しかし朝礼も終わり、
壇上から降り、
雑踏に紛れ、いつもの生活が始まると
いつものシャイボーイに戻っていた。
そして、いまでもシャイボーイなのだけれど、
あの学生時代の朝礼の時に体験した、たかが数百人の視線が、
感じた高揚感が、いまでも記憶に残っている。
一種の快感として。
シャイかそうでないかに関わらず
多くの人の注目を集めるということ自体は
本能的に、人の快感ポイントなのかもしれない。
ではまた。