なまもの、けものブログ

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「10年」の距離感。―和紙が無形文化遺産へ―

こんばんは

 

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和紙が無形文化遺産になるらしい。

 

ニュースを見ていたら

職人さんがインタビューに答えていて

見事な職人技を見せていた。

 

このような「職人技」というのは

やはり後継者不足という問題がつきまとうらしい。

今回の遺産登録をきっかけに、

海外も視野に入れた産業の活性化とともに

後継者育成へと弾みをつけたいと職人さんは意気込んでいた。

 

 

「一人前になるには、10年かかりますねえ。」

 

 

職人さんは笑いながらカメラにこう語った。

10年か。

 

 

多分、10年前の僕だったら、

この言葉を聞いて驚愕していたと思う。

「なげーよ」って。

 

でも今なら、そんなに長く感じない。

むしろ、世界に誇れる技術が10年で身に付けられるのかと思う。

それくらい、「10年」という期間は僕の中でとても身近なものになった。

 

 

時の流れが、早い。早すぎるのだ。

 

 

さっきまで暑かったはずなのに

もう今日は初雪のニュース。

あっという間に10月のおしりが見え

今年もあと2か月。1年が終わる。

桜が咲いて、また暑くなる。

それを×10回。それで10年。

 

そこまでの道筋に何が待っているのかはわからないけど

ゴール「時」点の距離感は、なんとなくわかる。

 

 

13の僕がわからなかった距離感を、24の僕は、つかみかけている。

 

 

歳を重ねることは、時の距離感をつかめるようになること

なのかもしれない。

 

ではまた。