なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

人が万歳をする理由。

こんばんは

 

あの青い屋根の家の前で無言のおはようを交わしたから、

今日はいつもどおりのいい朝だった。

 

 

衆議院が解散した。

なんでも、議長が読み上げている最中から万歳が起きてしまうという

フライング万歳があったそう。

どうでもいい。

 

 

解散のときの万歳って

ただの慣習らしい。

ひとまず職を解かれるわけだから

本当に喜んで万歳をする人は少数なわけで

むしろ万歳したいのは

国会外にいる夢見る立候補者たちだろう。

 

 

そういえば、万歳って最近やってない。

最近?いやいや、今までやった記憶がない。

している人を生で見た記憶もない。

 

だから、いま部屋で一人やってみる。

 

 

ばんざーい。ばんざーい。

 

 

・・・一人でやるものじゃありませんでした。

 

ただ、やってみて

万歳を国会でやる理由が少しわかった気がします。

 

 

なぜなら、万歳をすると嫌でも清々しい気持ちになるから。

手を上げて、全身を伸ばすような格好になって

しかも発声しているので、全身の力がすうっと空に向かう感じがする。

結果、いい気持ちになった。

 

本当は嫌な気持ちがあるけれど

そうせざるを得ない状況にあるとき

ごまかしのいい気持ちをドーピングのように注入してくれるのが

万歳なのだと思います。

 

そう考えると、

息子が出征にいくとき

家族そろって万歳をしているのもうなずけるし

今日の議員たちもそう。

近くてとても遠い異国の人たちも、そうかもしれない。

思いっきりのいい万歳ほど、思いっきりの悪いどろどろした感情が

その人の中で渦巻いているように見える。

 

 

 

人生で万歳をやった記憶のない僕は

まだまだ甘っちょろいぬくぬくした生き方しかしてきていない

ということなのでしょうか。

 

わからないけど、

万歳なんてしたくない。

 

ではまた。