なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

ツンとなった、ネギ栽培記。

こんばんは

 

僕は、何かを育てることが好きだが

最後まで面倒を見ることができないという、

小さな悪魔のような心を持っている。

 

結局、手間のかからない植物を育てるのがオチで、

ゴミになるはずの切れ端を水につけて

ネギを育てていた。

 

 

始めは、少し伸びたら食べてしまおうと思っていたけれど

グングン伸びるもんだから

もうちょっと、もうちょっとと

食べるのををあとにあとに伸ばしていた。

 

今日もまだ食べないはずだった。

 

 

今朝ネギは、容器ごと床に倒れこんでいた。

昨日の地震のせいで容器が少しズレたのかもしれない。

青々と伸びた身体は、もう無理だよと僕に頭を垂れていた。

 

 

「やってしまった。」

 

 

 

もっともっと伸ばそうなんて考えずに食べていれば

地震が起きたあと、容器の確認をしていれば

こんなことにならなかったはず。

(株で失敗する人の気持ちが分かった気がしました。

そして、僕は株をやらない方がいいと思いました。)

 

 

「まだいける、まだいける」

なんて、自分に向けて使う言葉だ。

人に、ネギに、強要するものじゃない。

ネギとは会話できないことをいいことに、

完全な善人のつもりで食べ時をあとに伸ばしていた僕は

とんでもない未熟者だった。

 

 

今日の晩御飯で、美味しくいただいたけど

しなしなになったネギに、ちょっと鼻がツンとなった。

 

 

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(Yの字になっている左部分に、痛々しい痕が見えます。ごめんネギ。)

 

ではまた。