夏笑いで冬発言。
こんばんは
お寒い日が続く。
今日の朝は一段と寒く
気持ちまで冷たくなって電車に乗った。
座席の下から出てくる温風に手を当てていると、
早く夏にならないかな、という声が車内に響いた。
気が早すぎやしませんか。
彼は、季節で夏が一番好きで
暑ければ暑いほど元気が出るらしい。
おいおい、どこの中学生ですかと思い発信元をチラ見したら
冬なのに肌が真っ黒だったから、この証言は有効とする。
彼は言う。暑さでうなだれているのが考えられないと。
一日中日差しガンガンのところで生きていくのが人間の本来の喜びなのだと。
すごいな、こういう人だったら冬はたまったもんじゃないよな
と思って聞いてたら
「でも夜は、クーラーガンガンかけて寝ますけどねっっ!!ハッ!!」
彼は夏のような笑い声とともにクールな発言をかました。
なんだよ、結局クーラー使うんかい!
とてもあたたかな気持ちで電車から降りた。
どんなに寒くても、
心なら、いつだってあたためられるらしい。
ではまた。