なまもの、けものブログ

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着席ラディッシュ!―座るときの掛け声決定版―

こんばんは

 

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お昼ご飯を食べていたら隣のテーブルにおじさんが1人やってきて

着席するときにこう言ったんだ。

 

ラディーーッシュ

 

あまりにはっきり発音していたものですから、思わずおじさんの方を向いてしまいました。

テーブルの上にラディッシュが置いてあってそれにびっくりしたから、というわけでもなさそうだし、昼飯がラディッシュなわけでもない。かきあげうどんだった。

 

なぜだ、なぜラディッシュといったのか。

 

座るときの掛け声としてよく聞くのは、

「どっこいしょ」だ。

 

なぜ、どっこいしょが一般的に普及しているのだろうか。

僕はその理由のひとつとして、「どっこいしょ」という音の感じが座る動作とうまく合っているからだと思っている。

具体的には、①「ど(D)」と②「しょ(SY)」である。

 

DとSYの音について、音の持つイメージを考えてみる。

 

①のDの音のイメージといえば、なにか力が入っている(力を入れる)というものだろうか。「1、2、3、ダー」なんかが典型的な例だろう。

そして、②のSYの音は、Dの音とは反対に脱力しているイメージ。「しょぼんとする」「しゅんとする」などが、これにあたる。

 

そこで、DとSYの音のイメージを座るときの掛け声の状況と照らし合わせてかんがえてみると

 

①のDの音は、全身の力を一気に椅子に預ける(ぶつける)様子

②のSYの音は、全身の力を預けきったあとの脱力感

 

をそれぞれ表現していると考えられる。

よって、一般的に普及している「どっこいしょ」は構成している音のイメージからも、理にかなった言葉といえよう。

 

そして、このどちらの特徴をもった言葉がほかでもない、昼におっさんが発した「ラディッシュ」なのだ!

 

①促音の前がDの音

・ど(D)っこいしょ

・らで(D)ぃっしゅ

 

②語尾がSYの音

・どっこいしょ(SYO)

・らでぃっしゅ(SYU)

 

と、DとSY以外にも促音の位置などの共通点はあって、発音した際の語感は似ている。

つまり、「ラディッシュ」も同じく、座るときの掛け声としてふさわしい単語なのだ。

 

もしそうならば、

ラディッシュおじさんは、なにひとつおかしいことをしてはいなかったのだ。

さらに、「ラディッシュ」は「どっこいしょ」の100倍オシャレな印象をもつ単語であるため、史上最強の座るときの掛け声であると僕は無理やり結論付けた。

 

明日から僕は、座るときに

ラディーッシュ!」

と言うことにします。普段座るときに声など出しませんが、出すことにします。

 

みなさんもよろしかったらどうぞ普及させてみてください。

 

ではまた。