ブッツンボタン
こんばんは
帰りの電車、席に座ったら
「ブツッ」と鈍い音が腰のあたりで響いた。
身体に痛みはない。どうやら衣服が悲鳴をあげたようだ。
まさか股が裂けたか?そしたらどうやって帰る?
とか考えて、恐る恐る点検を始めたけど、股は大丈夫。
身体を半転して手を伸ばし尻も確認して・・大丈夫だ。
と安心した瞬間、チリンと僕の真下で金属音が。
見覚えのあるボタンだ。
拾ってみたけど、まさしくズボンのボタンだ。
へそを見てみると、あるはずのボタンがない。
これだ、ブツッの原因はボタンだった。
ボタンなくて大丈夫かなと思ったけど
ベルトをいつも通りにしていれば全く問題なく歩くことができ
無事帰宅できた。
普段からボタンなくてもいけるんじゃないか?
*
それにしてもなぜこのタイミングでボタンが落ちたのだろう。
運動不足は否めないけど、たいして食べてないからウエストが変わったとも思えない。それにあのユニクロ製だからすこしくらい増えたからって耐えてくれそうなのに。
ただ一点、原因が僕にあるとするならば
今日はたしかにウエストが大きめだったのだ。
朝寒すぎて、いつもズボンの外に出しているシャツをインシテミタのだ。
たいして厚くないんだけど、これが効いたのかもしれない。
いままで、どんだけ僕はギリギリウエストのものを履いていたのだろう。結構余裕あるはずなのだけれど。
*
今日は疲れたからやらないけれど
明日ボタンをつける作業をやってみるつもり
だけどたぶん僕の技量じゃ元通りみたいにキレイにつけられないから
いまからげんなりしている。
ではまた。