建国記念日
こんばんは
今日は建国記念日。
毎年この時期になると古事記日本書紀を読み返したくなってしまう。
僕は古事記の国生みのところが大好きだ。
建国記念日の由来は、建国神話にまでさかのぼるから、
結構ふるいところに起源をおいていることになる。
途上国地域であると2000年代も見かけることができる。
国を建てることの意義みたいなものを
肌で感じ経験してきた人は、世界を見渡せばたくさんいるのだ。
一方で、国めいた悪を建てることの意義みたいなものを
感じてしまっている人も、残念ながらいる。
国を建てる、とは最大級の盛り上がりとともに行われる。
しかし、時間がたてば経験した世代もいなくなり
いまの日本のような、「今日休みだ!えっと、憲法・・いや建国?どっちでもいいや」みたいな人があふれるようになる。
なんたることか、けしからん!とケチつけることを習慣的に行っている人も一定数いる。ただ僕は、建国記念日を忘れてしまうこと自体が、素晴らしく幸せな国でしか実現しようがない状態だと思う。あの人たちは、何を嘆いているのだろう。その労力を、あなたの周りにいる人たちのパーソナルな記念日を忘れずに祝うことに費すほうが、いまの日本にとってはハッピーじゃないか。
覚えていたい人が、覚えていればいい。
忘れているなら、それでもかまわない。
歴史は大切、受け継ぐべきもの。
ただし、自分でしっかり学び、できる範囲で還元すべきもので
他者に強制したり、社会の潮流に対して嘆くべきものではないと考える。
そう考えられる人が多い国が、幸せな国だと思う。
ではまた。