試験で失敗したので、ふて寝します。
こんばんは
今日はふて寝する気満々マンなので早めの更新です。
本日は筆記試験を受けてきました惨敗。
一呼吸入れることなく惨敗、と言いたくなるほど
ボロボロの出来だった。
たしかに、難しい問題だった。
でも、お手上げな問題では決してなかった。
すぐそこまで正解が見えているのに、目の前には濃い霧が立ち込めているような感覚。
手で一生懸命モヤモヤを振り払おうとしたんだけど、目の前は依然として白濁の海だった。
*
僕の好きな映画のひとつ、「スラムドック・ミリオネア」。
スラム出身の主人公はひょんなことから
クイズ・ミリオネア(日本ではみのもんたが司会でしたね。)に出場し、あれよあれよとクイズに正解していく。
もちろん賞金が高額なのでクイズは難解だが、
主人公は、これまでに経験してきたことが偶然にも役立って
周囲の予想を裏切る形で、勝利を手にしていく。
人生のどんな経験が、どんなところで役に立つか、
それは神のみぞ知るところであるから、
一日一日を「ムダ」と捉えるよりも「糧」と捉えていった方が今も未来も幸せになれる、
そんなことを思わせてくれる映画。
奇跡の物語だが、
奇跡を待つ物語ではない。
奇跡をつかみにいく物語だ。
*
僕は今日、奇跡をつかみにいけなかった。
ひざまづき、天に向かってただただ奇跡が頭の中に降りてくるのを待つしかなかった。
そして、降りてこなかった。
あのとき、その用語をもう少し調べておけば
あのとき、もう少し足を延ばして訪れていれば
あのとき、あのとき、あのとき、、
これまで生きてきた中で蓄えた情報は総動員したが、
あと一歩、正解に届く鍵が僕にはなかった。
「あのとき」もっと経験していれば解けた問題がたくさんあった。
一言で言うと、
ツメが甘かった。
*
「でも、もうどうしようもないわいね。
終わったことはしょうがないね。」
帰り道、出来の悪さにショック受けすぎて
地面に吸い込まれるように下向いて歩いて帰ってきた。
夕ご飯も、咀嚼するのが面倒になった。
けれど、こうして反省を文章にしていくと、冷静な自分が「次に切り替えろ」と語りかけてくるのも耳に入ってくる。
そうだよね、冷静な僕。
次だよね。うん。わかった。
って、なるかぁぁぁぁあ!
なので、ふて寝す。
ではまた。