近所だけど、近しくない所。
こんばんは
考えても考えても埒が明かないので
今日は近所を歩いた。歩き続けた。
昼から、休みを挟みつつ、夕方まで。
長時間歩くのには、ちょうどいい季節だ。
近所を歩いた、といっても、知らないことはある。
僕は普段家から最寄り駅までの道しか通らないから
その道から一本奥だったり、もしくは駅とは反対側の方向のことは
ほとんど情報は更新されていない。
今日歩いた道も、おそらく半年~1年ぶりに通った道。
なぜそれを強く意識したかというと、うっそうと林が広がっていた場所が
こぎれいな住宅地に様変わりしていたからだ。
夜になれば誰も近づきたくないような場所だったのに、
いまでは白を基調とした一軒家がシリーズのように立ち並んでいて
子どもたちがわいわい遊んでいる。
タイムマシンで未来に来たのか?
と思うくらいの変わりようだったけれど、正確な時の移り変わりらしい。
早い。時の流れは早いのだ。
*
これいくらくらいで家建てたんだろう、と思いながら
歩き続けていたんだけど、
ふと、これが家じゃなかったら・・と考え始めた。
もしも、なんかの闇組織の怪しい施設だったとしても
僕はこうして近くを歩くまで気づかないわけだ。
近所なのに、
施設が建ったことも知らずに
なんかの勢力からの攻撃を受けて
その流れ弾に当たって
そこでようやく施設の存在を知る、なんてこともあったかもしれない。
超高齢化地域だからといって油断してはいけない。
そんな地域だって、あっという間に街が変わっていることがあるのだ。
これからは
一年に一回は、近所を隈なく歩いてみようと思う。
ではまた。