ようこそわが家へポキッとね
こんばんは
今日は何も予定がなかったので
ひたすらとりためていたテレビ番組を消費した。
1.5倍速なら結構見れるのかなと思ったけど
途中で昼寝をしたこともあり
「ようこそ、わが家へ」と、「心がポキッとね」を最終回まで見切るので
精一杯だった。
「ようこそ、わが家へ」
原作を読んだのだけれど、原作の魅力を失わず、うまく連続ドラマに仕立て上げていたので、とても面白かった。
あと、相葉くんがハマリ役だった。
全体的にはスリリングなんだけど、あの相葉君の雰囲気と、家族の温かさと、佐藤二朗に救われて月9でも支持を受けたのかなと思う。
「心がポキッとね」
とてもゆったりとした流れで進んでいったドラマだったけれど
最終回までみると、登場人物がそれぞれ見違えるくらいに成長しているので
とても幸せな気分になった。
心がポキッとなってしまった人は、劇的に変化するわけではない。
このドラマのテンポのように、じんわりと氷は融けていくのだろう。
元夫婦っていう関係になっても、
人間対人間、同志の付き合いであーだこーだいえるのは
心の奥底でつながっていたからなのだと思う。
だから、結婚前夜に元夫婦が並んで
「俺たち、別れたんだなって思った」
と確認し合ったのがジーンときた。
登場人物は、みんな応援したくなるような人物だった。
心の葛藤を、正面から葛藤として捉えて戦う人たちだった。
僕にはそれがとても人間臭くて、バカ真面目で、魅力的にうつったのだけれど
だからこそ心がポキッとしてしまいやすいのかな、と思う。
力を抜く、相手を頼る、好意を好意と受け取る、
すこしは不真面目になることの難しさを知ったドラマでもあった。
このドラマの彼らの成長を通して、僕は生きるのがもっと楽しみになった。
ああいういい人たちと出会えて、つながって、分かち合いたいな、って思った。
フジテレビのドラマ、いいドラマたくさんあるのにな。
作品の質でいうと、他局を凌駕するものが多いと思う。
なんでみんな見なくなってしまったんだろうなあ。
ではまた。