なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

ようこそわが家へポキッとね

こんばんは

 

今日は何も予定がなかったので

ひたすらとりためていたテレビ番組を消費した。

1.5倍速なら結構見れるのかなと思ったけど

途中で昼寝をしたこともあり

「ようこそ、わが家へ」と、「心がポキッとね」を最終回まで見切るので

精一杯だった。

 

「ようこそ、わが家へ」

原作を読んだのだけれど、原作の魅力を失わず、うまく連続ドラマに仕立て上げていたので、とても面白かった。

あと、相葉くんがハマリ役だった。

全体的にはスリリングなんだけど、あの相葉君の雰囲気と、家族の温かさと、佐藤二朗に救われて月9でも支持を受けたのかなと思う。

 

「心がポキッとね」

とてもゆったりとした流れで進んでいったドラマだったけれど

最終回までみると、登場人物がそれぞれ見違えるくらいに成長しているので

とても幸せな気分になった。

心がポキッとなってしまった人は、劇的に変化するわけではない。

このドラマのテンポのように、じんわりと氷は融けていくのだろう。

阿部サダヲ山口智子の掛け合いは毎回面白かった。

元夫婦っていう関係になっても、

人間対人間、同志の付き合いであーだこーだいえるのは

心の奥底でつながっていたからなのだと思う。

だから、結婚前夜に元夫婦が並んで

「俺たち、別れたんだなって思った」

と確認し合ったのがジーンときた。

 

登場人物は、みんな応援したくなるような人物だった。

心の葛藤を、正面から葛藤として捉えて戦う人たちだった。

僕にはそれがとても人間臭くて、バカ真面目で、魅力的にうつったのだけれど

だからこそ心がポキッとしてしまいやすいのかな、と思う。

力を抜く、相手を頼る、好意を好意と受け取る、

すこしは不真面目になることの難しさを知ったドラマでもあった。

 

このドラマの彼らの成長を通して、僕は生きるのがもっと楽しみになった。

ああいういい人たちと出会えて、つながって、分かち合いたいな、って思った。

 

フジテレビのドラマ、いいドラマたくさんあるのにな。

作品の質でいうと、他局を凌駕するものが多いと思う。

なんでみんな見なくなってしまったんだろうなあ。

 

ではまた。