氷河期のマグマたち ―中年フリーター、歯止めかからず―
こんばんは
このニュースを見て、
氷河ではなく、
マグマを思い浮かべた。
火口からドロドロと流れるマグマ。
量が多すぎて途中で固まることはない。
地表を、その地の命を、すべて紅が飲み込んでいく、悲惨な光景。
他人事じゃない。
僕もいまは正社員を目指して就活を頑張っているけど
このままどこにも引っかからずに非正規で働きつづければ
間違いなくこの一端になる。
ほんと、正社員至上主義どうかしてるぜ。
ただ僕には世を変える力などないから、
火口には熱くて近づくことさえできないから、
今の活動を頑張るしかない。
*
だれか官僚ひとりでもいいから
お試しでフリーターになってみればいいんだ。
初対面の人に「フリーターです」っていったときの
相手の微妙な表情を脳裏に植え付けてみればいいんだ。
そういう僕も中年フリーターの苦しみは理解できないけれど
自分がいまいる場所からそこに至るまでの道筋ははっきりと見えている分
難なく正社員をつかんだ方よりも
その苦しみは想像できると思っている。
だから、卒業した今でも
新卒枠にしがみついて、死ぬ気で頑張ってる。
この記事を読んで、
右肩上がりのグラフから、夥しい目線を感じて
もっと死ぬ気で頑張らなければならないと思った。
「就活絶望かもしれない」と、諦めかけた自分がどこかにいたけど
気持ちを新たにして明日も頑張る。
マグマに微力ながら水をかけられるような仕事ができる会社の面接だから
一層気合が入った。
ではまた。