赤と緑が離れている。
こんばんは
同性愛者に多い手相というのを見た。
自分にはなかった。
だが、だからといって手相を信じるわけではない。
僕の簡易版手相。
赤と緑が離れているタイプは少数派で
空気が読めないとか、集団行動が無理とかいわれるから
だから僕は手相を信じない。
たしかに、集団行動が無理なところはあるけど。
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僕の母も、兄も、赤と緑が離れている。
小さい頃、僕の掌をなぞりながら母はよく言ったものだ。
「こことここが離れている人って、多くないんだって。
お母さんと一緒だね。お母さんの子どもだからね。」
僕は、「ああ、お母さんの子どもって証拠はここにあるんだ。おっかさんと一緒ウレピー」と思っていた。
でもなんだい、どうもいい感じの手相ではないことが成長するにつれてわかると
母のいやなところを遺伝してしまったという証拠だと思うようになって
それからこの手相が誇らしく思えなくなった。
だから、手相占いは嫌いなんだ。
ちなみに、母は集団行動苦手です。
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父は、赤と緑がしっかり繋がってた。
家族一人だけ、繋がってた。
手相の話になると、父はすこしだけ寂しそうな顔をした。
小さい頃は、「お父さんだけ仲間はずれ~イエ~イ!」てからかってたけど
今になってみると、僕は、お父さんの手相を引き継ぎたかった。
集団で右向いたら必ず右を向くお父さんの手相を引き継ぎたかった。
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あれれれれ、手相占い嫌い嫌い言う割には、
意地でも「○○線」というワードを使うまいとしている割には、
めちゃくちゃ手相占い信じてしまっていますね。
たかが手相、されど手相。
今度試しに占い師さんに診てもらおうかな(←ってめっちゃ信じてる!!)
ではまた。