この人はこの雨の感じで傘さすのね、
こんばんは
連休中のリフレッシュ!により
今日の選考は、かなり万全の状態で臨んだ。
僕の苦手なグループでの作業があったのだけれど
なんとか迷惑をかけずに、自分の役割をこなすことができた。
リーダー的存在のひとがとってもいい人で、
うん、本当にとっても周りが見える人だったから
その人の進む道をついて行けば光が見える、そんな感じだった。
久しぶりの集団ワークで、就活生同士で話す時間もたっぷりあったけれど
やっぱ苦しいのは僕だけじゃない。
僕なんてまだ甘い方だった。がんばらなくちゃ、と思った。
*
ワークが終わっても、まだまだ元気だった僕は
雨の東京をあるく。
ただ元気なだけじゃない。
今日はもう予定がなくて暇だからあるくのだ。
傘をさすか、ささないかの境界線をつたっていくような空模様。
ああ、この人はこの雨の感じで傘さすのね。
とか、それを知って何になるのかわからないことばかりに気が向く。
そして、水たまりを踏んで革靴を濡らすのがオチだ。
*
風が涼しい。
もう外からは、秋の虫の鳴き声が聞こえる。
蝉が、まだワイの季節や!(蝉を擬人化したら間違いなく関西人だと僕は思う。)と
秋色の美しい鳴き声をかき消すように鳴き叫んでいる。
季節は、たしかに動いている。
あと何日寝れば、この吐く息が白くなるのだろう。
ではまた。