大塚家具のおやっさん、ヤワじゃなかった。 ―「匠大塚」設立―
こんばんは
大塚家具のおやっさんが新会社を設立したそうだ。
その名も、「匠大塚」。
あれだけ争って、そして身を引いたのに
新会社でも大塚の冠を捨てきれないところが何とも痛ましいですが
(「匠勝久」のほうがよっぽどいい。)
70を過ぎて再起する力は、誰しも見習うべき点ではないだろうか。
あのままおやっさんは引退するだろうと感じていたのは僕だけではないはず。
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「匠大塚」では、大塚家具のように高価な輸入家具ではなく
顧客と対話しながらハンドメイドにこだわるのだそう。
驚いたのは、おやっさん自らが職人になるというところ。
親父の背中を見て
「俺はつくるんじゃなくて、売るんじゃーー!」
と決意し大塚家具を創業したのだから
てっきり家具作りに関しては興味がなかったか、
あるいは才能がなかったかのどっちかだと思っていた。
なので職人としての腕はよくわかりませんが、
久美子さんのイケア路線を断固否定していたので
たぶんバカ高い値段で売るんだろうと思う。
って、結果的に前・大塚家具と顧客層は変わらなそうだな。
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大塚家具はこの親子ドロドロ闘争のおかげで知名度が上がり
客足も伸びたのだから、
久美子さんはおやっさんに感謝する部分もあるはず。
最近、だいぶ話題になることも減ってきたので
早く久美子さんが、「匠大塚」のタンスを購入するところを見てみたいものです。
ではまた。