机上のカレンダーが、5月で止まっていた。
こんばんは
あーあー九月も半ばかと思って
ふと机のカレンダーをみたら
5月のままだった。
僕はふだん手帳にすべて予定を書き込んでいるから
カレンダーをみることはあまりない。
だからこそ、
このカレンダーはいまの自分を如実に表していると思う。
存在感の薄いカレンダーを正しくめくれているということは
そこまで周りのことに気を向けられている証拠だからだ。
たしかに、5月はまだ就活がいい感じに動いていたときで
落ちても「まだ8月からの企業があるしぃ~」とか調子こいてた時期だ。
就活がぼくの生活時間の全てではないけれど
喜怒哀楽の土台は、就活の良し悪しで構成されている。
そこから転落していって
ドンドンドドン
9月。
カレンダーをめくることに気が付かないまま4カ月経った。
30日の命なのに、90日も延命させてすまないと
5月を破り捨てた。
そして本当は30日前後日の目をみるはずの
6月、7月、8月のページを
わずか2秒で破り捨てた。
基本的に楽しいことなんてなかったから
にぎやかで明るいページに区切られたマス目を眺めて
この暑かった3カ月を思い返すことすらしなかった。
時を捨てても、記憶は残る。
だが、ずいぶん心はすっきりとした。
ただ、破いただけなのに。
こんなに破るのが気持ちいいのだから
来年は日めくりにでもしようかなと思ったけど
12月になっても年初1月15日あたりで止まっていたら恐ろしいので
やっぱり月めくりにしとこう。
そういえば、来年のカレンダーもう売ってたなあ。
ではまた。