0.5ミリの衝撃
こんばんは
今日は連休最終日。
自転車で近場の公園に行きました。
日陰にレジャーシートを敷いてくつろぐ家族連れ、
日向に上裸で寝転ぶおっさん、
人目も気にせずいちゃつくカップル、
一人でのんびり歩くぼく。
いろんな人生があります。
*
1時間ほど歩いたら、
連休中ぐうたらしていたせいか
疲れてきてしまって(20代よ、大丈夫か?)
家に帰ることに。
自転車に乗りながら
「はしる~はしる~おれ~た~ち」
を脳内プレイしていたら
左目に何かがぷち当たった。
ぶち当たるではなく、ぷち当たった。
なんだなんだ?
ブレーキをかけて左目を押さえる。
ゴロゴロした感触と、とめどなく出てくる涙。
そして、なぜか左鼻からも鼻水が。
周りにお店はないし、鏡ももっていないので
この場所で手で眼をいじくるのは危険と判断し
右目だけ開けて自転車をこいで家に帰ることにした。
片眼だけで自転車をこいだ経験は、いままでなかったんじゃないかと思いました。
こぎ始めた途端
びっくりするほど、怖かったからです。
次元が一段階下がったというか、
いつも見えている風景が、少し平らになった感じ。
両目があることの大切さを、こんなときに思い知りました。
*
家に帰って鏡を見ると、
左目はとくに赤くもなっていませんでした。
しかし上まぶたをビロンとしてみると
ありました。
0.5ミリくらいの黒点が。
水でチャピチャピしながら指でその黒点を丁寧に除去したところ
左目の違和感はすっかりなくなりました。
午後4時30分、手術終了。
黒い物体をティッシュにはりつけてみると
やはり、虫でした。羽、ついてました。
*
たった0.5ミリの虫でこんなに苦しめられるなんて。
自分ってもろいなと思い、
かばんに目薬を入れることにした連休最終日なのでした。
ではまた。