頭頂部リーディング
こんばんは
ハウルの動く城がもう10年も前の映画だと知り
愕然としています。
後悔されたあの頃の未来に、僕はいまいるわけだ
とすると、
未来なんて、あっちゅう間にくるし
現在に未来感はゼロだ。
*
帰りの電車では
左隣に座っていた人がおねむりして寄りかかってきて
僕はちっぽけな抵抗をするために
左肩をのそのそやっていた。
でも起きる気配はなく
僕の左腕にかなりの負担がかかっていた。
(それだけ、な人だった。)
読書をしながら座っていたが
その人の頭頂が目線に入ってきて
なかなか集中できない。
ああ、一週間頑張った帰りの電車なのになんだよ
せっかくの読書タイムを返せよ!!
ってむかむかしてきたけど
なぜかいつもより沢山読み進めることができて
降車駅につくまでに読み終わってしまった。
ある程度、負荷がかかっていた方が読書ははかどるのでしょうか。
それなら悪くないと思いかけましたが
やや筋が痛い左腕が叫んで拒否してる。
10月1日から、隣の人に頭頂部を見せてしまうくらいまでに寄りかかって倒れ込んでしまうのはやめにしましょう。
ではまた。