なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

たまねぎのにほひ

こんばんは

 

 

朝、鼻がかゆいなって指でかいたら

「うわ、くさっ!」ってなった。

昨日玉ねぎをたくさん切ったからだ。

家族が勢ぞろいしたので、しょうが焼き定食を振る舞ったのです。

 

一生懸命洗っても、一晩寝ても

まだほのかにかおる、たまねぎのにほひ。

 

たまねぎの量は一個半で、

普通に切るなら、そこまでにほひはつかないんだけど

昨日0.5個分はすりおろしたのです。

おかげで肉は大層やわらかくなったけど

皮膚にたまねぎのエキスが浸透してしまった。

 

 

親指をくんくんしながら

レストランでのアルバイトを思い出した。

僕は学校終わりの夕方から10時くらいまで働いていて

お客さんの料理を出しながら、仕込みもする。

レストランっていってもファミリーな感じだから

店でやることは簡単。

玉ねぎに関していえば、

3mmに切ってチン、だ。

ね、簡単でしょ。

 

でも量が量なのだ。

何十個も切っていたら嫌になる。

本当は各時間帯の人がやればいいんだけど

サボり癖の多い人たちばかりで

夜にまとめてやることが自然になっていた。

大学の青春の1コマで、僕は指をたまねぎ臭くしていた。

 

「こんなんじゃ、モテないよ」って思いながら

指をたまねぎ臭くしていた。

 

 

そんな目に沁みるようなメモリーを引きずり出してしまうから

スタバとかでバイトすればよかったなーって思う。

でも、

まさしく「お店」レベルのキャベツの千切りと玉ねぎスライスが出来るようになり

昨日も家族に喜んでもらえたので

これはこれでいいのかな。

 

人生に無駄な時間なし、か。

 

ではまた。