重大ニュースの見出し寄せ集めに成り下がった「流行語大賞」
こんばんは
今年の流行語が発表された。
流行語っていうのは
世の中に流行した言葉だから、
それが何人かの意見によって選ばれるというのは
(そして選考委員の入れ替わりがなく、おじおば世代だというのは)
すこしおかしいんだけど、
でも、発表された。
パッとしない年だから
こんなに政治ネタが入るのか、
政治ネタがニュースをにぎわせたから
パッとしない年になったのか、
ともかくパッとしないラインナップ。
政治ネタでいうと、
とにかくデモ側は
ハッシュタグで盛り上げたいがために
すこし見た目が気持ち悪い語の組み合わせにしていたのが
僕は嫌いだった。
ま、一番聞いていて不快なのは
「○○の指摘にあたらない」ですけどね。
*
苦しすぎるのが
「五郎丸ポーズ」。
ポーズは流行したけどさ、
こんな言葉聞いたことないよ。
あくまで言葉、語感にこだわってほしいから
歌人やエッセイストが選考委員に入っているのに、
今回のリストみたいに
重大ニュースの見出しを列挙したものになると
この賞の本質が揺らいでしまうと思う。
最近僕がハマっている平野ノラがランクインしていないのが
残念でならない。
バブルは、そこまで来ているゾ!
とか、最高だと思うんだけどなあ。
ではまた。