「東京駅前で700万円盗まれた」なんて、物語みたいだから妄想してみた。
こんばんは
天下の東京駅で事件が起きたようだ。
それも、伊坂幸太郎の小説の断片のような事件が。
*
僕も何度か通ったことのある、丸の内北口。
そこである男性は、ショルダーバッグをさげて通行していた。
バッグの中には、銀行から下ろしたばかりの資金700万円。
さぞ神経をとがらせていたことだろう。
と、ここで突如の液体ブッシャー。
男の背中には、汚水がぶちかけられているではないか!!
ありゃありゃ、とんでもないいたずらをされたなと落ち込んでいたら
タオルを貸してくれる優しい女性登場。
この世の中には悪い人も優しい人もいるもんだなと
ショルダーバッグを地面に置いて、上着の汚れを拭っていたら
そのバッグを見知らぬ男が強奪。
えっえっちょっとまってーと追っていたら
知らぬ間にタオル女も消えて
後に残ったのは、汚い上着と、
5分前まで優しさが詰まっていると思っていた偽善タオルだけだった。
というおはなし。
・・・フィクションみたいですよねー。
本当に僕が通ったことのある丸の内北口で起きたことなのだろうか。
単なる窃盗ではなくて
陰謀を遂行するグループと、阻止するグループの戦いのよう。
ここから僕の妄想。
この被害者の男性は、タイガーマスク的な存在。
日々、悪にまみれた組織から、非人道的な手法も厭わずに金をまくりあげ
1年間まくりあげた金を年末に一般市民に還元する活動をしている。
今回は、うち700万円を東京駅の屋上から北口広場に向けてバラマク予定だった。
でも悪グループの手先が、阻止しようと汚水ブチマケ作戦決行。
奪還に成功したかのように思われたが、窃盗男は1週間後に謎の死亡。
タイガーは、タオル女が死んだ妻に似ていたことが忘れられず
彼女の行方を追い始める・・・。
うーん、つまらない!
なので、一刻も早い事件解決を祈ります。
ではまた。