なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

嵐が去った夜に、きっと聞こえる葉っぱの声。

こんばんは

 

今日はぶったまげ~な天気でしたね。

昨夜は震えながら寝たというのに、

今朝は窓を開けると、ものすごい風雨

そして熱風が部屋に吹き込んできた。

なんじゃこりゃ~、

と慌てて窓を閉めると

窓全体が曇っていることに気付く。

 

なぜ窓を開けたかというと

開けなければ外の様子を確認できないほど

窓が曇っていたからだ。

手でフキフキするか、、と窓に触れるも

ヤツは極限まで乾燥していた。

そう、部屋の中の温度より

外気の方が暖かいために

窓の外側に結露ができていたのだ。

内からもがいても、もがいても

決して消えない、その白濁。

どうにもならない心の状態を表しているよう。

扉を開け、外の空気に触れると

すうっと消えていくというところまで似ていた。

 

 

夜まで上着要らず、

調子に乗って帰りは歩く距離を増やしたけど

下をみると寂しい気持ちになった。

落ち葉が、枝が、大量廃棄物の山のように

地面を覆い尽くしていたからだ。

黄色い落ち葉をみると、

ぼくはいつも「葉っぱのフレディ」の絵本を思い出す。

今日の暴風雨に耐えて、まだ枝にしがみついている葉っぱ。

落ちて、濡れて、踏みつけられて、葉脈しか残っていない葉っぱ。

この幾千もある葉の一葉一葉に

人生、いや葉生があると思うと

自分の悩みなんか贅沢すぎる。

 

 

風もおさまった静寂の夜に耳をすませば

さっき僕が家族とした「吹き飛ばされそうだったよー」なんていう会話が

その葉たちからも、きっと聞こえてくるはずだ。

 

一週間おつかれさまでした。

ではまた。