なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

最後まで「男性主体」が貫かれた「オトナ女子」

こんばんは

 

外に出ると、肌がびっくりする日が続いている。

最近は気温の上下が激しく、

今日は昨日に比べて気温がぐんと下がり

タイムマシンでも乗ってしまったかと思った。

一晩寝るだけで、これだけの変化があると

誰かが一日ごとに大気を回収して、新しい空気を放出しているんじゃないか

という気になってくる。

そういえば、北京の大気汚染ってよくなったのかな。

 

帰宅してあったかいもの食べながら見た

オトナ女子最終回。

もうネタが尽きてどうしようもねーっていう脚本家の苦悩が伝わってくるような

すばらしく無意味な一時間でした。

このドラマ全般にいえることだけど、

オトナ女子、女子活躍、女子万歳!っていうテーマの割には

「男性主体」のエネルギーが背後に脈々と流れていて

「(男に振り回されるけど)頑張る女子」しか描かれていなかったのが

見ていてつまらなかった。

たぶん主人公たちを際立たせるためかもしれないけど

社会は男のものだっていうことが前提のまま、最後まで問題提起されることなく

ただそのなかでモガくさまを見せられているだけ。

僕は女性じゃないからわからないけど

このドラマをみた女性が

何かカタルシスを得られる部分が

「ちくわ」以外どこにあるというのだろう。

 

多分、このドラマの失敗は

ドラマ自体が「男たち」によってつくられている、という点にある。

脚本も、プロデューサーも、演出も

全て男性だと

「最後から2番目の恋」みたいなドラマは絶対に作れないんだと思う。

 

この反省を生かして、

ぜひ同じ「男たち」で

「オトナ男子」をつくってはどうか。

って、視聴率とれないか・・。

 

ここ最近の木10ドラマでは

頭ひとつ出た残念な作品でした。残念。

 

 

ではまた。