なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

熱狂の反動はいづこへ

一日中メディアはサッカー、サッカーです。

ギリシャ対策と、得点予想をだいたいのものはしているのですが

コメンテーター・専門家・統計上、

全部日本が勝つ予想です。

というか、そういう予想以外してはならないみたいな雰囲気があります。

そして、専門家(代表OB)が最後に「勝てます!!」と叫んでコーナーを締めくくる。

 

なんだか、怖いです。

逆に日本が窮地にいることが際立っているような感じを受けました。

 

こういう感じ、戦争の時もそうだったような。

 

いくら日本の戦況が悪くとも

「大丈夫です、勝てます」「いい条件しかない」

「全てが順調です」

しか国民に報道しませんでした。

「負けるだろうな」というものなら、処罰レベル。

 

で、戦争で負けて何が起こったか。

 

国民の失望を招くとともに、

猛烈な戦犯さがしが始まったわけです。

「勝てます」としか報道しなかったメディアも一転、

血眼になってあーだこーだ言い出しました。

 

わかっています。例えに出すレベルが全然違うってこと。

戦争に比べたら、サッカーのW杯なんか「たかがW杯でしょ」

という感じかもしれません。

 

しかし、先日のニュースで

渋谷に集まる若者の騒ぎをみて、少し異様だなと感じたのです。

ゴミ拾いのことをほめたたえている外国の方も、渋谷の様子には

「おや?」と感じてしまうかもしれません。

 

とにかく、少し怖い。

もちろん勝ってほしい。負けてほしくない。

でも、加熱しすぎて、少し持ち上げすぎていないでしょうか。

 

「万が一」負けたときの反動の負のパワーは、

選手たちに向けてほしくないと思います。

 

血眼になって「勝てます」といっていた専門家が

負けた途端、同じ画面で「○○選手がね、、、」と淡々と説明するのでしょうが。

 

そんなの見たくない。

だから勝ってほしい(笑)

 

ではまた。