心ないヤジを言う議員は「バカッター」と同じ!?
塩村文夏都議への「セクハラヤジ」。
昨日ニュースでその映像を見たときは唖然としました。
まるで楽しんで(はつらつと)声を発していたからです。
ヤジとはそういうものなのかもしれませんが、
許せません。
しかし、今回は究極に度を越したものでありますが
このヤジを発言した方は、「いつもどおり」ヤジを言ったのだと思います。
あくまで想像ですが。
いつもアウト一歩手前のヤジをしていると、
自分自身は「議員っぽい仕事してるぞー」と満足しますし、
周りも存在を認識してくれる。
自分自身の満足度と周りからの注目度をもっと「ヤジ」で集めたいと思ううちに
自分でもその境界が分からなくなり、
一線を越えてしまう。
これって、
最近あまり見なくなった
おバカなツイートをする「バカッター」と同じですよね。
(いや、「バカッター」はだいたい本名でツイートしているから
まだ堂々としているでしょうか。)
議員さんの中にはこういう人が議会に居座って税金で暮らしているのですね。
いくらもらっているかというと、、
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月額報酬100万超えています。。
ほとんどの議員はこの額をもらってしかるべき活動をされていると思いますが、
こういう一件で都議会の全体のイメージを下がってしまいました。
きちんと活動されている方には都議会を頑張って支えてほしいと思います。
しかし、そううまくはいかないようで
メディアの取材に
『やじは弁論の華』だから
と答えている議員さんがいました。
『やじは弁論の華』ですか。。
まるでことわざのようにこの言葉を言い訳にもってくる。
『やじ』を『弁論の華』と名付けてしまうことはとても危険です。
なぜなら『親が子供を殴ることは躾』
みたいなものですから、この文句。
いくら強く殴られて子どもが一人部屋の隅で泣いていても
「『躾』ですからね。。」
と言い訳すれば、とたんにその行為が「悪」から「善」へと変わってしまう。
でもダメですよね。
『親が子供を殴ること』は昔にはあまり浸透していなかった
『児童虐待』と新しく名づけなおされることで状況が変わっていきました。
『ヤジ』も新たに名づけなおす必要があるのではないでしょうか。
決して、すべてが全て『弁論の華』など、ありえません。
ではまた。