ともに生きていく映画―もののけ姫―
先ほどまでもののけ姫見ていました。
かなり久しぶりに見たのですが、
サンとアシタカを自分より年下だと感じて
みるのは初めてでした。
もののけ姫を初めて見たとき、
自分は7~8歳でしたので
アシタカとサンは、お兄さんお姉さん、
という感じだったのに。。
なので、今回は
大人たちが私欲のために動くのを
サン、アシタカという若い(幼い)二人が
責任を感じて懸命に抑え、道を探していく
というメッセージがかなり実感を伴って伝わってきました。
人は、年齢によって
映画の解釈が変わるとはいいますが、
おそらく年を経ることによって
自分の視点の位置が変わるのだと思います。
ジブリ作品は
幼いときから見ているので
こうした時の経過による解釈の変化
を感じやすいです。
そういう作品はなかなかありません。
ほかの子ども向け作品で
大人になっても見返して考えさせられる作品って
見当たりません。
いま、自分が置かれている状況だからできる
この映画の感じ方を大事にして、
10年後、20年後
どのようにこの映画を受け取るのか
楽しみにしたいと思います。
そういう意味でも
わたしにとって
ともに生きていく映画の一つです。
ではまた。