なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

「放っておく」応援があったっていい。―錦織圭選手―

こんばんは。

チリッチって、向こうの言葉で何を意味しているのだろうかと一日中考えていた

なまものけものです。

 

錦織選手、すごかった。

海外でも大きく取り上げられており、とくにアメリカなんかでは

「ケイ」コールがすさまじかったことからもわかるように、賞賛しきりです。

 

 

錦織 圭 フィフティーン・ラブ

錦織 圭 フィフティーン・ラブ

 

 

 

朝テレビをつけたら、各局速報をやっていて(選挙かと思いました。)

TBSが点数まで細かく出していてよかったのだけれど、

TBSらしく、テロップが頻繁に消えるので

TBSと他の放送局をガチャガチャ変えながら

見えぬ遠いケイを応援していました。

 

 

一夜明けても当然疲れは癒えないけれど

各局のインタビューに出ずっぱりで、本当に休む間もなくという感じ。

 

で、インタビュー見ていて思ったんですよね。

「普段は相当シャイだな」と。

 

ちなみに僕はザ・シャイボーイで、

初対面場面なんかたまったもんじゃなくて、

出会って5秒で「けものくん、シャイでしょ笑

という言葉をかけられます。

 

 

そんな僕と同じにおいがしたんですよね。画面を通してでも。

 

受け答えの感じとか、ぎこちない笑顔とか、終わり際にたくさんお礼言っちゃうとことか、おじさんに「好青年だねえ」と薄っぺらく解釈されちゃうとことか。

 

 

プレー中は僕と同じにおいなど一切感じなかったけれど

多分コートを下りた「錦織圭」という人間は、僕と同世代の人間にすぎない。

 

 

そして、

僕と同じ雰囲気を感じたので、

重圧を武器にできるかどうかということは置いといて、

重圧を深く受け止めてしまうタイプだと思う。

この根幹の部分は、メンタルトレーニングで容易に変えられるものじゃない。

 

 

 

そう考えると、

錦織選手はアメリカを拠点にしているのはとてもいいことだ。

「錦織やばい!!日本人サイコ~」

なんて言葉にまみれることなく、また次に向けて練習に打ち込めるから。

 

 

日本人はタイムリーな(勢いづいている)話題に対しての

盛り上げて―盛り上がってー盛り上がってー、すぐ引く。

という姿勢が徹底しているので、相当図太くないとスターは生きていけない。

 

だから、日本に拠点を置かない方がいい。

 

 

しかし、この日本人(といっても一部だと思いますが)の

「盛り上がって楽しんで、すぐ解散!!アー楽しかった」

っていう自己中心的応援パターン、そろそろやめてもいいかもしれません。

 

 

 

「放っておく」応援があったっていい。

もちろん、放っておくといっても完全無視ではなくて

陰からこっそり見守る、そう、星明子のように。

 

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というか、

「放っておく」応援がいいんじゃないんですか、なんて提案しちゃうあたり

僕はどこまでもシャイボーイなんだなと自覚しました。

 

そんな、月がきれいな夜です。

 

 

ではまた。