「毎日占い最下位」のほうがうまく生きていけるかも。
こんばんは
僕は毎朝めざましテレビの占いを見ています。
ここ一週間くらい順位がさえなくて、
今日も低い順位で少し落胆して家を出ました。
「ミスをする」「もめごとになる」「何をやってもうまくいかない」
占いだとわかっていても、
生野アナの明るい声で言われても、
「ムムムッ、ついてないなあ」と感じてしまいます。
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というわけで今日は朝から落ち込んだわけなのですが、
いま一日を振り返ってみると、ついていないことはあったけれど
バイトでミスもなかったし、
とくに嫌なこともなく、平穏でした。
「なんだ、やっぱりたかが占いじゃん♪」
なんて思ってもいるのですが
考え方を変えれば
占いで低い順位だったからこそ、今日の平穏があったともいえる。
なぜならバイト中は、
「今日はミスするかもしれないから集中切らさずに丁寧にやるぞ」
と思っていたし
人と接するときも
「なにか嫌なことが起きるかもしれない、気をつけよ」
と思い、つとめて優しく振る舞ったからです。
悪く言えば、何事にも慎重になっていたということになるのですが
いつも以上に、今日の自分はまろやかな、まーるい人だった。
占いの順位が低いと知ったときは落ち込むけれど
その瞬間さえ乗り越えれば、「占いの順位が低かった」ということは
(結果として今日は)自分のなかにプラスに働いていたと思う。
反対に、
占いの順位が高いと知ったときは嬉しいけれど
僕は褒められるとすぐ調子に乗るタイプなので
舞い上がって足元の落とし穴に思いっきり突っ込んでしまう可能性が高くなる。多分。
*
そう考えると
僕は、いつも占い最下位のほうがうまく生きていけるのかもしれない。
占いに限らず
前評判が悪い方が
期待されない方が
やる気がみなぎって、うまく生きていけるのかもしれない。
あした、どうか最下位でありますように。
ではまた。