おそるべし門脇麦
こんばんは
今日はまた一ついいドラマに出会った。
NHKでやっていたドラマ。
NHKだけど、くどい語りも見え透いた家族愛もなく
暗くて、静かで、激しいドラマだった。
なんといっても、主演の門脇麦さんがよかった。
彼女の表情や一挙手一投足は、
引き込まれるというより、観察せざるを得ない衝動に駆られる。
感性のかたまりみたいな雰囲気があるのだ。
異彩を放っている、というのはこういう人のことをいうのだろう。
今回は演じるキャラクターが「ふつう」とはいえない存在だったけれど
彼女の演技は、見ている者に強烈な納得感みたいなものを与えてくれる。
1時間はあっという間に終わってしまった。
残念な点といえば、そこくらいだろうか。
もっとみたかった。
「両親に捨てられた子」というのは身近でないようで身近だから
彼女の心の葛藤を、もっと感じたかった。
せめて2時間くらいあれば・・・。
さらに、もっと門脇麦さんの演技を見たい!と思って調べていたら
次の朝ドラに出演するそうで。
これがNHKの策略というものか。フンっ
ええ、見ますよ朝ドラ!「まれ」見ますとも!
これからますます活躍していって、
いつの日か、岡田恵和とか坂元裕二脚本で主演する作品を見てみたいなと思います。
ではまた。