夜に昇る、最後のあさひ　―井上あさひアナ「ニュースウォッチ９」卒業―

こんばんは

今日みたいに嫌なことがあっても

家に帰ってその顔を見るだけですこし元気になれた。

しかしそれができるのも、今日で最後。

本日で井上あさひアナがNHKニュースウォッチ９を卒業してしまった。

残念、ただただ残念。

絶賛「あさひロス」中です。

彼女の

落ち着いた雰囲気も、

低くて重厚感のある声も、

いつでも緊張感を持ってニュースと向き合っている姿勢も、

天気やスポーツのコーナーでみせる笑顔も、

たまに、ニワトリみたいに少し変わった首の動かし方をするのも、

エレキテルの「朱美ちゃん」をもしやったら似合いそうなところも、

好きな食べ物がごまだんごなところも、

「旅客機の乗客」が苦手なところも、

全部大好きだった。

ニュース番組の女子アナ、というと

メーンキャスターを補佐する役割をこなしているイメージだけど

井上アナには、「大黒柱」感さえあった。

女子アナじゃなくて、キャスターだった。

NHKの看板番組のひとつともいえる番組を担当してから、4年間。

まだまだ僕は見たいと思っていたし、

井上アナもまだまだあの現場でやりたいことがいくつもあったことだろう。

最後の最後に、かなり攻めた真っ赤な衣装を身に付けた彼女の姿をみて

そう感じた。

平日の9時がさみしくなるけど

嫌なことがあったとき誰に癒してもらえばいいのかわかんないけど

まあ、退職されるわけではないし

新たな魅力を違った方面で開拓し、発揮されるだろうから

京都の人たちをうらやましがりながら

活躍をお祈りしたいと思う。

またいつか、

やわらかな光を遍く降り注ぎながら

堂々と昇っていくあさひを見られる日がくることを信じて。

ではまた。

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