クラス替えは先生たちの修羅場でもある
こんばんは
今日は朝からあからさまに暖かく
あからさまに電車が混んでいた。
学生が多い。新学期がはじまったのですね。
新学期と言えばクラス替え。
朝下駄箱に張り出されてるんだけど
目立たない存在だった(今もだろ!)僕は
何組か、誰と一緒か、よりも
自分の名前が忘れ去られていないか、
ちゃんとどこかのクラスには名前が載っているか、
そっちの方が不安だった。
クラス分けって、成績とか悪ガキとかを基準にして決めるらしいけど
全てにおいて可もなく不可もない僕は
きっと最後まで取り残されているカードだと思っていたから、
ドッチボールのチーム分けみたいに
「いる?いらない?」じゃんけんで最後の席を埋めさせていただいている感覚だった。
だから、クラス替えで一喜一憂した記憶がない。
どんなクラスになったって、結局楽しいことはあるから。
ただ、担任の発表は一喜一憂したなあ。
体育館に新クラスで整列して、校長が担任の名前を読み上げていくんだけど
自分のクラスの担任が評判の悪い先生だと
クラスのみんなと一緒になって声あげて「うわー」とか言った覚えがある。
はじめてクラスが団結するほほえましい瞬間で
先生も「うわー」とか言うな!って感じで笑ってたんだけど
今思うと、先生絶対傷ついてたなと思う。
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クラス替えの担任発表の瞬間って
生徒にとっても重要だし
先生たちにとっても、
生徒からの評価が校長教員含めた全校の前で露わになる瞬間だから
結構緊張すると思う。
生徒から「よっしゃー」といわれる若い先生
「まじかよ終わった」といわれる(けれども愛されている)おじさん先生
何の反応もこない(これが一番つらいよな)おじいさん先生
これだけ反応に差があったら
先生間同士でスクールカーストが起きちゃいそう。
ちょっとこわいけど
実際はそんなこといちいち気にしてたら教師の仕事なんて務まらないと思うから
「なんかチビたちがほざいてるぞ」くらいに受け止められているんだろう。
それもそれでこわいですけどね。
クラス替えなんて、もう一生ないんだなと思うと
すこしさみしい。
ではまた。