「人気本予約数ランキング!」
こんばんは
今日は図書館にひきこもって
ほとんど文字を眺めていた。
平日昼間の異様に高いシニア率の光景にはすっかり慣れた。
しかしこれは図書館に限ったことではなく僕が住んでいる街全体がそうなのだと、
夕方の帰り道、
駅方面からぞろぞろと生き生きした年代がやってくるのを見て思った。
*
少年なんとかが書いた本、
僕が住んでいる街の図書館は貸し出しをしているらしい。
それを知ったのが、
貸出カウンター横に貼ってある
「人気本予約数ランキング!」であった。
上位ではないけれど、ランクインしている。
それを見た瞬間、
「ランキング!」の「!」が猛烈に憎くなった。
「人気本予約数順位」だったらそこまで引っかからなかったと思うから
僕はカタカナと!になんらかの嫌悪感を持っているらしい。
ちなみに1位は断トツで「火花」
少年の話題をコテンパンに潰した威力を持つ、正真正銘のベストセラーだ。
うん百件の予約が入っていて
芥川賞をとった作品だから
今後も買い足すのだろう。
人気が落ち着き本棚に何冊も開架・占拠してしまう本
にならないように願う。
*
最近、目の疲れが早くくるようになった気がする。
今日の帰り道も、目がしばしばしてしょうがなかった。
本を長時間読むのも若いうちの特権なのだろうか、
「若いうち」にやること、多すぎではないか。
ではまた。