死刑囚絵画展に行ってきた@渋谷
こんばんは。
渋谷でこんな展覧会をやってる。23日まで。/死刑囚の描いた絵が渋谷に。34名の作品367点が展示される展覧会 http://t.co/fNF6wRvnyx
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2014, 9月 16
今日は暇だったので、じゃあいくかということで遥々行ってきました。
朝即決してすぐ行ける、という点は、暇人のよいところです(大学生もそんなもんですが。)。
それにしても渋谷ダンジョンすぎた。。
僕は自称美術館男子なので、絵を見に行くことは珍しくないのですが
このパンフレットは、普通の展覧会とはインパクトがだいぶ違います。
なんだか入るのも神経が自然とピーンと張りつめた感覚になりました。
中に入ると、ずらっと死刑囚たちの絵が展示されています。
テーマとかそういうのはなく、本当に自分が描きたいものを描きたいように描いています。
大きな水墨画から、漫画までさまざまな種類の作品がありました。
そのなかには、誰もが知っているであろう人の著作も。
やはり少し、ゾクッとしてしまいます。
展覧会、ということだけあって飾ってある絵は上手なものが多い。
上手、というか細かく丁寧、といった方がいいかもしれません。
線や色づかいなど、とても繊細な印象を持った作品がとても多かった。
ちょっと意外でした。
*
そして、
これは僕の勝手な思い込みだとおもうのですが
「何かを見上げている/何かに見下ろされている」絵
がとても多かった。
社会からみれば彼らはそのような存在であると無意識にも考えて
僕が勝手に注目したから、そう感じたのかもしれませんが
目線や構図などが、この点で共通しているものが多かったように思います。
*
美術館ではだいたい、展示作品をリストアップしている一覧表みたいなものがもらえるのですが、
今日もらったのには、こんなことが。
深くは書けないけれど、
うーん、いろいろ考えさせられた。
すごく小さいスペースでしたので10分もあれば1周できてしまいます。
普通の美術館ではかんじられない
どすーんとしたものを抱え、その場をあとにしました。
まだ、どすーんの余韻が残っている。。
ではまた。