なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

ママさん電車のなかで周りの目気にしすぎ。

こんばんは。

今日はお休み~♪という会社員の方も多いのではないでしょうか。

 

ここ数日は、電車に乗っていても

平日なのにスーツ姿が少なかったり、

そのおかげで座ってバイト先に向かえたり、

代わりに子ども連れキャリーバック持ち家族がいたりと、

いつもとはまるで様子が違うので

そこからも、世は夏休みモードなのだなと感じます。

 

帰りの電車も、座って帰って来られたのですが

隣に座っていたのは2~3歳児を連れたママさん。

旦那さんはおらず、一人でした。

片方の手で買い物袋やら抱っこひもをもち、

もう片方の手で膝の上の坊や(崖の上のポニョみたい。)を抱えつつ、さらにコンパクトな絵本を持って子どもに見せていました。

 

 

お母さんって大変です。これで立ってたら辛いです。

 

 

20分ほど、この親子の隣に座っていましたが

幼児を持つお母さんにとって、電車の中というのは地獄なのかもしれません。

揺れるところにじっとしていなければならないという物理的な問題だけではありません。

このお母さん、電車での周りの目を相当気にしているようだったのです。

 

 

子どもが少し大きな声をだしたら

「しーっ」と子どもの口を押さえてしまうし、

僕をじーっと見たり僕の荷物に軽くタッチしたりすれば

すぐさま「申し訳ありません」とペコペコされていました。

 

少し触ってしまったくらいなら、

(というかこのくらいの子どもだったら多少ベタベタ触ってしまっても)

何とも思わないし、

丁寧に「申し訳ありません」と言われたら、

逆にこちらが「『申し訳ありません』と言わなければならないような雰囲気をつくってしまっていたようで申し訳ありません」という気にさえなります。

 

 

お母さんが口を押さえて制止したこの子の声だって

そこらへんのオバサマ女子会帰りの下世話話より何倍も小さいし、

なによりオバサマの声よりも不快指数は格段に低い。

 

お母さんの対応は、確かに非の打ちどころのないような周囲に完璧に配慮したものでしたが、少し敏感になりすぎているのかなとも思います。

 

社会の「幼児を持つ母親」への認識って、そこまで低いのでしょうか。

電車でも、クラシックコンサート会場並の配慮を社会は母親に求めているのでしょうか。

 

 

確かに、配慮がなさすぎる母親の方もたまにいます。

だいたいママさんグループなのですが、母親同士の話に夢中で、

子どもたちが車内を走り回ったり寝そべったりしても無関心、なんてことも。

 

こういう極少数の母親のせいで

「幼児を持つ母親」のイメージ全体が悪くなり

母親へのプレッシャーを高めることになる。

電車が、母親にとって地獄になる。

 

あと、ネット社会も電車を地獄にしていると思う。

車内にわんさかいるスマホを持っている人の誰かが

「子どもうるせー静かにさせろよ」「うるさすぎるから盗撮してやった」

なんてこと呟くのではないかって

ママさんは神経をさらに尖らせている部分も少なからずあるはず。

 

TPOにもよりますけれど、

もっとママさんたちが快適に電車に乗って

窓からの風景を子どもと心置きなく楽しめるようになってほしい。

車内にいる周囲の人も、みな悪魔ではないのだから

ママさんたちも、もうすこし信用してほしいとも思う。

 

 

ただ、子どもをとことん毛嫌いする人もいるから難しいよなあ。

 

みんな子どもだったのになあ。。

 

 

ではまた。