なまもの、けものブログ

70%ニートが、なんてことないことをかくブログです。

線路はどこまでも続かなくていい。―直通運転の遅延。―


 

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最近、電車の遅延が多い。

 

そして遅延理由発生場所が、

「ど、どこの駅だよそれっ!」

ってズッコケたくなるくらい遠い駅なのだ。

 

 

こんなこと、一昔前は小田急線の専売特許だったはずのに

(「鶴巻温泉駅で電車がシカに衝突したため運転を見合わせています」@新宿駅

いまでは、いろんな路線で「どこの駅だよそれ遅延」が多発しています。

 

原因はもちろん、

相互乗り入れによる複数路線の直通運転。

これがすべての元凶だ。

 

線路が長くなる分だけ、トラブルが起きる確率も高くなる、

そんなこと誰もが分かっていたはずなのに

「直通運転になります」っていうときはメリットしか宣伝しないから、

愚かな僕は易々と

「直通♪直通♪時短♪座って最寄りまで行ける♪」

なんて舞い上がっていたけれど

あまり時間短縮していないし、

乗客が減るわけではないからもちろん満員電車で立ちっぱなし、という、事実。

 

 

たかが数分の乗換散歩を嫌がり

「直通」という便利そうな言葉に踊らされて

直通になったはいいものの

今度は度重なる遅延にイライラさせられる。

 

便利さを求めたが故の弊害。皮肉なものだ。

そして人は言うのだろう。「昔はよかった」と。

 

 

それにしても、最近の「直通」ブーム、なんとかならないのだろうか。

このままだと、日本中直通しちゃうんじゃないか。

そうなったら、常時遅延だし

なにより寝過ごしたら大変だ。

「便利」ってこわい。

 

 

線路はどこまでも続かなくていい。

 

ではまた。