白マスク団がやってくる。
こんばんは
インフルに、ノロにと、
流行モードに入る病気が多くなるなか、
今朝目覚めとともに猛烈なのどの渇きを覚えた僕は
今冬はじめてマスクをして出かけた。
自分がしてることを意識してるためか
電車とか街中でも、自然とマスクをしている同志を探している。
それにしても、多い。
マスク族があふれている。
少し異様だ。
老若男女かかわらずっていうところが、
みんな同形白色っていうところが、
異様さに拍車をかけているように思う。
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ここ最近で
マスクについて震えるほどの異様さを覚えたのは
フィギュアスケートの中継だ。
羽生君とかが滑っているときに
背景で、高額席チケットを手に入れた人の顔が映るのだけど
これまた、みんなマスクしているんだ。
風邪?なら観戦に来ないだろうし
氷と同化?したいなら全身白にすべきなので、
テレビに映ることを避けているとしか思えない。
大好きな羽生君と同じ画面に映れる絶好の機会なのにもったいない。
とんだ個人情報保護の時代ですね。
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たぶん、マスクが白色じゃなかったら
僕はマスク集団に異様さを感じないだろう。
僕の根底には
幼いころテレビで見た白装束の軍団のインパクトがしぶとく残っていて
それが白マスク団を異様にさせているんだと思う。
幼いころには、いやなものを目に入れないほうがいい。
ではまた。