服が、ズレてうまくたためない。
こんばんは
今日は朝から、
ゴミ捨て、掃除、洗濯
いろいろきれいにした。
僕は洗濯が好きだ。
といっても、洗うこと自体は洗濯機がやってくれるのだけど、
たたむ作業が好きだ。
洗濯物をたたんでいるときは無心になれるから。
*
お店で売っているように
きれーいに、ピシッとたためること。これがこだわり。
ぴったりたためると、気持ちいい。
たたまれる服も、気持ちよさそうだ。
ただ、僕は安価な服しか買っていないせいか
なかなか気持ちよくいかない。
着こんでいる服だと特に、どっかしらズレるのだ。
シャツ系に顕著なんだけど
サイド(赤い線)をそろえようとすると
服がたわわとゆがんでしまう。
きれいにたたもうとすると
サイドの線がずれてしまって、気持ち悪い。
結局、全体の完成度を求めて
サイドの線をずらしてたたむしかないのだ。
少々の皺寄せは、やむなし。
気持ち悪いけど、しょうがない。
買ったばかりのときは
あんなにきれいにたためたのに。
服への愛着が増していくのと同時に
服のゆがみも、増していく。
服は、気づかないうちに、ゆがんで、ゆがんで、老いていく。
人間みたいだ。
夕方布団を部屋にとりこんだあと
肩こりらしきものを両肩に感じた。
腕を思い切りあげると、ごりごり言っている。
僕も、気づかないうちにゆがんで老いていくのだろう。
きれいにたためないけど、思い通りにいかなくなってくるけれど
ゆがんで老いていく服、そして自分自身を
簡単にポイしないで
長く使っていきたいと思う。
ゆがみも、味があるって考えられますし。
*
まあそれ以前に、簡単にゆがまない、
いい服、いい体を手に入れる努力をしなきゃいけないんですけどね。
その努力を怠っている言い訳として
「ゆがみは、味だ」
っていってしまう自分に
とてつもなく気味悪いズレを感じた。
ではまた。