心臓は筋肉痛にならないのか―「心」に恥じない生き方―
大学に通っていたころは、
通学時の徒歩など含めれば毎日1時間以上運動していました。
しかし最近、外出することも少なくなり、
身体がなまっております。
悪あがき、ということではありませんが、
朝晩にちょこっとストレッチと筋トレ、逆立ちなんてしてみてます。
以前は目にも留めていませんでしたが、
通販番組で紹介される「楽してムキムキ!」系の健康器具
に少し魅力を感じるようになりました。
環境の変化って怖い!
先週末、ブックオフに出かけて発見したことを書きました。
(http://namamonokemono.hatenablog.com/entry/2014/05/31/233026)
ブックオフには片道30~40分かけて自転車でいったのですが、
どうもその筋肉痛とやらが今朝でてしまったようです。
なんだか足が張っているような気がするのです。
長谷部選手の気持ちがほんの少しわかります。
自転車ということで、足以外の箇所に筋肉痛は認められなかったのですが、
単純な疑問が浮かびました。
心臓は筋肉痛にならないのだろうか、と。
坂をコキコキと尻あげてのぼり、久しぶりにドキドキしたので
心臓に疲れや痛みがでてもおかしくないのにと思ったからです。
こんなこと思いつくのもニートになって動かなくなったからなのですが、
これもニートになったおかげと捉えて、調べてみました。
調査の結果を発表します。
「心臓は筋肉痛にならない」そうです。
そしてなぜならないかは、
「明確にはわからない」みたいです。
・・・わからない!?
やはり「起こる」ことの原因 よりも
「起こらない」ことの原因 というのは解明が難しいのでしょうか。
心臓と筋肉痛に関して、一番わかりやすかったのは
asahi.comの教育コーナー「ののちゃんのDO科学」です。
(http://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200505160221.html)
2005年5月16日と大層古い記事なので最新の研究動向は不明ですが、
以下
⑴心臓の筋肉の特徴
⑵なぜ筋肉痛にならないのか
という順に記事を要約してみます。
◆まず、心臓を構成する筋肉というのは
腕や足などの筋肉と比べて異なった性質(働き)をもっているそうです。
それが、
①自分の意思では動かせない
②規則正しい動く
です。当たり前っちゃ当たり前ですね。
①だけみると、内臓の筋肉も当てはまりますが、
内臓は「ゆっくり動く」みたいです。
◆心臓が他とは違うということは分かったけれども、なぜ筋肉痛にならないのか、
よくわかりません。
そういうときは反対の事象から考えてみるのが王道ですよね。
ということで、
まず「なぜ筋肉痛は起こるのか」を調べてみます。
そうすると、、
筋肉痛は
「ぎゅっと縮んで力を出している筋肉が、別の力で無理(むり)やり引(ひ)き伸(の)ばされるときにできやすい」(前述「ののちゃんのDO科学」より引用、原文ママ)
ようです。
この筋肉痛ができるときにみられる筋肉の動きが、
心臓にはないため心臓には筋肉痛がない、とみる考え方があるようです。
規則正しく動くから無理やりは引き延ばされない、というわけでしょうか。
でも、明確にはわからない。
以上。
人体ってふしぎですね。
毎日、動き続けてくれていることに感謝です。
そして、私は毎日心臓さんの何ドクドクを無駄にしてしまっているのか、
考えると非常に恥ずかしい。
「心」に恥じない生き方をせねば。いろんな意味で。
ではまた。