自然な無表情の意識的なつくりかたがわからない。
こんばんは
普段みんなで写真を撮ろうとなったときに
僕は不自然な笑いになる。
皆がそれぞれカメラを持ち寄って数分の写真タイムともなると
顔が引きつってくる。
だからといって、「笑わない」写真というのも苦手だ。
笑わないで、じっとして、カメラをみつめて、と言われると
身体がムズムズするし、これまた顔の筋肉が引っ張られる感覚がある。
自然な笑い、自然な無表情。
どちらも自然を要求されるわけだけど
「要求」ってなった時点で、もはや自然なんて無理なわけで
それを簡単そうに指示してくるシャッター側の人や、簡単そうにやってのける周りの人々をみて、ぼくは「自然」をなにか勘違いしているのかという気になってくる。
完成した写真をみると、いつもこんなことを考えてしまう。
20年以上も生きてきて、「自然な笑い」っていうのは目を無理やり細めてみたらいい感じに見えるようになるとわかったんですが
「自然な無表情」は、いくつになってもできる気がしない。
証明写真って難しい。
ではまた。