人工的直線を覆うグリーングリーン
こんばんは
今日は暑くなった。
日差しは強くふりそそぎ、
それに応えるように
草木は緑を一層濃くする。
今日僕が外出している間に
遊歩道の木々が剪定されたようだ。
帰り道、やけに空が広いなと思ったら
1つの木に葉20枚くらい残してあとは全部切られていた。
*
木が切られ視界が開けたことによって変わったのは
空の広さだけではない。
なんということでしょう~道がまっすぐになりました。
正確には、まっすぐに見えるようになった。
僕の歩いている遊歩道はまっすぐ一本道で
両側に木々が点在している。
その木々の葉が生い茂っているときは
道の先が見通せず、木のモシャモシャ感が視界を占拠していた。
だが剪定されたことによって
ずいぶん先まで道が見通せるようになり
さらにモシャモシャ感が視界から消えたので
道路のまっすぐさがより目に入ってくるようになったのだ。
いつも歩いている道って、こんなにまっすぐだったんだ。
当たり前のことに、気づく。
そして、人工的なまっすぐさを覆い隠してくれていた木々の葉を
グリーングリーンしていた艶のある葉を
恋しく思う。
やっぱり
なくなってはじめて気づくこと、いろいろある。
ではまた。